2020/01/19

パキポディム グラキリスの実生に挑戦する。

何の気無しに家にガジュマルを迎えることになった。そして、なんだか、植物を育てるぞ!!!という気持ちが湧き起こった。ガジュマルの精霊キムジナーがそうさせたのかもしれない。しかしながらガジュマル君はどちらかと云えば妻のもの。何だか自分用の植物が居ないことに寂しさを感じた。そこで自分用の植物に何かいいものはないか探していたら最近は根塊植物なるものが流行っている様子。私は早速近くの園芸店に足を運んでみるとアデニウム オベスムを発見する。その植物のタグにはアデニウム オ"ペ"スムと記載されていたので本当にアデニウム オベスムかは分からないがきっとそうだと思う。ネットではオ"ペ"スムという品種は見つけられなかったのだ。そのお店ではその日アデニウム1つしか根塊植物が置いていなかったので、そいつを迎えることとした。初めての自分用の植物にワクワクしながら帰路に着く。
アデニウム オベスムを育て始めた
https://blog.kaikaikaukau.com/2019/12/blog-post.html


アデニウム オベスムに世話を焼きつつも、実は調べて一番気になったのはパキポディウム グラキリスという植物。しかし近場の園芸店には置いてなかったし、インターネットではちょっとした大きさで数万円の価格。植物初心者の自分がいきなり数万円も出して植物を育て始めるのはハードルが高い。高すぎる。怒られる。まぁ、しばらくはアデニウムとガジュマルを育てて慣れるまで様子をみよう。。。いや、やっぱりパキポディム グラキリスが気になる。っていうことでもう少し調べてみたら種はそこそこ安いということが分かった。これは種から育ててみるしかない、と自分が初心者であることも忘れ、種だと10粒で800円、めっちゃお得じゃん!!!とどんな判断基準かもよく分からぬ興奮状態で購入を決意すること11月末。

2019/12/5
1株数万円の植物が種だと10粒で800円であるので、確かに数で考えると非常にお得感を感じずにはいられない。届いたときにはなぜか15粒入っていてさらにお得感が増す。しかしながら、この時にはすでに自分が初心者であることを思い出していたのでそれなりに冷静に考える。10粒800円のはずなのに15粒入っているということは、きっと芽が出る確率も販売側にも分からない部分があるからちょっと多目にサービスしているのではないか??と邪推したり、そもそもこれから真冬に季節に突入するのに今から種まきって時期的に無理では?と思ったり。しかし室内はまだ15度以上あったのでなんとかなるだろうととりあえずサボテン・多肉植物の土に播種。

「グラキリス 実生」「グラキリス 種まき」などで検索すると大体3日で芽が出ている。しかし、私のグラキリスの種たちは全然芽が出ない。それどころかカビが生えてくる。1粒、また1粒とカビの生えた種たちを掬ってはゴミ箱に捨てていく日々。3粒ぐらいカビが生えた種を捨てたところで、相も変わらず芽は出てこない。家に緑が増えたにも関わらず心が穢れてきたので、再度ネット検索して何がダメか調査する。

2019/12/19
ちょっと手練れの方々にとっては当たり前のことであるのだろうが、やはり種まきの時期を間違えているのである。12月に種まき。環境によっては休眠の時期だそうだ。それは芽を出さないよね。しかし蒔いてしまった。それどころか次々とカビていく種をみていてもたっても居られなくなって10粒追加購入してしまった。また多目に15〜16粒入っていた。私は100均で20L(39 x 27.5 x 27.5cm)の半透明の収納BOXとプチプチを購入。そしてAmazonで温度計、LEDライト、電源タイマー、ヒーターを購入。真冬でも20度前後をキープしながらある程度の光が浴びられる環境を構築することにした。

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[育成環境: 外側]
shot by Xperia XZ Premium

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[育成環境: 内側]
shot by Xperia XZ Premium


種まきするポットもポリポットに変更して腰水で管理。ソーサーは家にちょうど良いサイズのケースがあったのでそれを代用。2019/12/19から8日後の2019/12/27に7つは芽が出ていた。

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[育成環境: ポリポット]
shot by Xperia XZ Premium

さらに4日後は芽がでている種が8つに増えて2020/01/04には12つとなった。発芽12本/30〜31粒→約40%の発芽率。

2020/01/10には一つダメになったので11本。種の殻?が完全に脱げずに萎れてしまった様子。多少萎れてもなんとか踏ん張るか?と思ったがカビが生えてきたので断念。もう一つ殻が脱げていない芽があったのでこのままではこいつも枯れてしまうかもしれない。と思い、殻を取ろうとしたら子葉も半分にもぎ取ってしまった。。

2020/01/16には9つは本葉を確認。子葉が半分になって葉が枯れてしまったのが1つ、根が生える側に種の殻が被ってしまい土に根を伸ばせていないのが1つ。この殻は葉や幹を見た目は傷付けずに取り除けたがどうなるか。

本日2020/01/19では子葉がなくなった1つは成長が止まっているように見える。殻がうまく取れていそうな1つも根が伸びず徐々にしぼんているように見える。この2つはゆっくりと枯れていくのだろうか?2019/12/5に播種した15粒は3つ発芽して本葉も出した。2019/12/19に播種した15〜16粒は8つ発芽して6つ本葉まで育成できた。本葉が出てきた種9粒/30~31粒→約30%の発芽率。グラキリスを育てている方々のブログなどを拝見していると初心者にしてはまぁまぁな状況か?播種から1か月~1か月半経ったが拝見したブログの写真と比べると成長が遅いような気がする。やはり季節柄の気温や日当たりなどの影響だろうかわからないがこれからも引き続き大事に育てていくしかない。

立ち読みして↓の本を購入。種買う前に買うべきだったか?
1か月経って自分の知りたいことや値段が手ごろであったこともあり購入。

コーデックス (NHK趣味の園芸 12か月栽培ナビNEO)


塊根植物についてはもう1冊あったが、こちらの方が大判で種類もたくさん載ってある。

多肉植物&コーデックス GuideBook



http://blog.kaikaikaukau.com/2020/02/blog-post.html
冬に播種したパキポディウム グラキリスは無事に育つのか?