2006/12/30

師走、物思いにふける②


帰郷。
1年ぶりに実家に帰る。

ボーっと。

基本的にやることも無く。
外は寒いのでなるべく出たくない。
あぁ…
だから秋田人はどんどん内々に引きこもり気味になっていくんだ…
と、改めて感じる。
やっぱり雪国は陰気な人が多い?
太平洋側は晴れが多いから陽気な人間が育つ。
秋田は晴れの日数えたほうが早い。
などと、母親と話しつつ。

それにしても寒いのでやっぱり家にいる。

忘年会やら何やらは誰かに拾ってもらおう。
みんな車持ってるし。
助手席やら後部座席でのんびり。
と企む。

買い物に関しては仕方ないので外に出る。
車を運転。
久しぶりなのに雪道。
カーステでCDを聞く。
あ、この感覚懐かしい…

やっぱり若干、町並みが変わっていて。
この狭い地域にいくつの巨大なスーパーを作るのか…
母親とスーパー2件はしごして買い物。
来年あたりは3件はしごか…?



↑年賀状のサンプリングネタ。
実家でPCを使って年賀状を作れることを知る。
俄然、送る意欲が湧く。
一転、みんなの住所を知らないことに気づく…

それでもなんとか8人ぐらいに出す。
送れなかった方々、また今度ってことで。

2006/12/27

師走、物思いにふける。


久しぶりの明け方帰り。
思いがけない4件はしご。
同期忘年会。
原宿忘年会。
渋谷居酒屋。
クラブHARLEM。
3件目のワイソにヤられる。
酔う~…
ビールとウーロンハイだけの飲み方は卒業かなぁ…
それにしてもいつからか?
麦酒と烏龍割りしか飲まなくなったのは…

帰りに銀紙と讃岐うどんを食べる。
クラブ帰りにうどんは初でした。

3、4件目は予定外だった…と思いながらも、
眠気で朝のメチャ冷たい空気が変に心地よく感じてしまう感覚が
しばらくぶりで楽しかったり。



一日置いて再び朝帰り。
この日は3人のさびしんぼが集結する。

サチキさんがナンパされる様を見届け、
銀紙とフロアで汗だくになる。

3年連続かと思ったが、2年連続の参加。
Sagami先輩をリスペクトしましょう。

各アーティストのパフォーマンスを楽しみつつも、
人が多くて疲れる。

その日は会社もあり、寝ずに出社する。
前の会社のようにお酒のニオイをプンプンさせるわけにもいかんと、
ビールを2杯で留める。
転職を通じて大人になったか?と思う。


こんなに夜更かしして…
病み上がりの肺は大丈夫か?
と後々になって心配する。
後悔先に立たず。

後に悔いるから前に進めるんだ。
ポジティブなんだか良く分からない理由を作って自分をごまかす。
養生必須。
健康って大事。
つくづく思う。

早く治して体力作り。
そして何も気にせず乾杯したい。

2006/12/08

No lung No life

2週間入院しました。
そして今日退院しました。
気胸。
私の自然治癒力の敗北。
午後出社の準備して通院したのに、
いきなり病室に放り込まれる。

体の脇下から入った管は一回り太くなり、
淡い水色で小学生の理科の実験で使いそうな機械がつながる。
私が息を吸う度に側でブクブク言う。
周りにも私と同じような人がチラホラ。
ココではこれがトレンドか。
おじいちゃんのようにソイツをキャスターに乗せてトイレへ。

とりあえず一旦家に戻り、入院生活の準備。
機械を取って簡易器具を着けた為、
途中で若干息苦しくなる。
うぅ…なんて弱々しいんだ…
凹みながら再び病院へ。

2~3日ボーっと過ごす。
なんとなく、誰にも連絡を取らず。
…暇すぎる。
切実な用事もあったので、師匠Tに連絡を取ってお願いする。
師匠T、お見舞いありがとう。



1週間経っても空気漏れ止まらず。
この病気に対するどうしようもなさを感じる。
月曜日に手術が決まる。
おぉ…手術。
初体験。
緊張のようなドキドキ感とワクワク感が入り乱れる。
ちょっと心が湧き踊る。

手術の説明。
切ったり縛ったりするそうで。
「何か質問ありますか?」
今回は左ですけど、右は?
「右は右でなったらその時、相談で」
…うーん。


手術当日。
注射やら何やら準備。
鼻から胃に管を入れる。
退院までの間で1番の辛さ。
メチャクチャ涙目。
辛すぎてフフフと笑う。

ついに手術室へ。
幾つもの自動ドアをくぐり抜ける。
おぉ…すげぇ。
名前と血液型を確認。
手術台の上に。
「では麻酔入れますよー」の声。
酸素マスクが軽く口元に。
眠る前に1回テンション上がるかと思いきや、
麻酔が効いて…

気付くとベット。
色々と管やら心電図やら接続。
尿管に気付いた時は結構ビビる。
コレ尿道に入ってんの?!
とる時も看護婦さんへの恥ずかしさよりも
痛くないのかとビビる。


大部屋に戻る。
斜め向かいの独り言のうるさいジジイが退院している。
コレで静かになるかと思いきや、
今度は隣のジジイがうるさい。
夜な夜なナースコール。
入れ歯の無いような喋りで大声。
軽く不眠症に悩まされる。

X線を浴びまくる。
徐々に水色の機械が無くなり、管が無くなり。
まだ機械のつながっている人達を見て、
ちょっと疎外感を覚える。

まだ胸に微妙な痛みを感じつつも退院OK。
X線では大丈夫そう。
てかもう放尿の音が両側から聞こえてきたり、
ジジイのわがままが聞こえてくる生活はしたくない。
病院なのに(だから?)たまに3Kを感じる。
看護師リスペクト。
看護婦を彼女もしくは奥さんに持つ男はちゃんと労わるべきだ。


そして何より母親に感謝。